このページの本文へ

米IBM、'98年第3四半期の決算を発表

1998年10月21日 00時00分更新

文● 報道局 桑本美鈴

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

  米IBM社は、'98年第3四半期の決算を発表した。売上高は201億ドル(約2兆2994億4000万円)で、前年同期比8パーセント増。純利益は15億ドル(約1716億円)で、前年同期分の14億ドル(約1601億6000万円)に比べて7パーセント増。

 地域別の売上高は、北米が100億ドル(約1兆1440億円)で前年同期比15パーセント増、ヨーロッパ・アフリカ・中東地域が61億ドル(約6978億4000万円)で同16パーセント増、アジア太平洋地域が32億ドル(約3660億8000万円)で同16パーセント減、南米が8億4000万ドル(約960億9600万円)で同6パーセント減。

 製品別の売上高は、ハードウェアが87億ドル(約9952億8000万円)で同4パーセント増。PCは前年と変わらず、RS/6000・AS/400・System/390などサーバー製品の売上高は増加。またストレージ製品は増収、半導体が減収となった。サービス収入は58億ドル(約6635億2000万円)で同23パーセント増、ソフトウェアは32億ドル(約3660億8000万円)で同5パーセント増。メンテナンスは14億ドル(約1601億6000万円)で同8パーセント減。

 同社会長兼CEOのLouis V. Gerstner Jr.氏は「われわれのビジネスは第3四半期になって急激に加速した。特にサーバーグループの売上増が大きい。サービス、ソフトウェア、PCも好調だ。半導体は産業全体の長期に渡る不況のために伸びなかった」としている。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン