9月21日から25日まで実施したASCII24読者アンケートの集計がまとまりましたので、ご報告いたします。質問項目は、「使用している動画フォーマットについて」で、よく使われている動画フォーマットは、『QuickTime』という結果となりました。また、アンケートの母集団については、下記を参照してください。
http://www.ascii.co.jp/ascii24/call.cgi?file=issue/981005/topi04.html
『QuickTime』が断トツ
今回のアンケートでは134人の方から有効回答が得られた。この内、Windowsユーザーの方は112人。使用されている動画フォーマットを、このWindowsユーザーに限って回答していただいた。何らかのストリーム技術を利用している人は、112人中77人。このうち、『QuickTime』を使用している方は66人と断トツ1位だった。
また、『QuickTime』、『StreamWorks』、『VDOLive』、『RealVideo』のユーザーが、それぞれを使用している理由についても回答していただいた。『RealVideo』に関しては、「インターネット中継を見る」というユーザーが多かった。
77人中“QuickTime”利用者は64人 |
ゲームで使用、ソフトをインストールしたら自動的に付いてきた、といった方が多かったのも特徴。
77人中“StreamWorks”利用者は10人 |
77人中“VDOLive”利用者は22人 |
ブラウザーに付いてきた、という回答が多かった。また、デモを見たい、海外サイトの映像を見たいといった回答も見受けられた。
77人中“RealVideo”利用者は44人 |
インプレスのサイトを見るため、といった特定のサイト名をあげる方が目立った。また、社内報で利用されているという方もいた。
そのほか、最も多かった『QuickTime』は2月に『QuickTime 3』にバージョンアップされた。以下の結果のように、『QuickTime』ユーザーの半分以上が、アップグレードしているようだ。
アップル、「『QuickTime 3 Pro』を使ったコンテンツ制作も楽しんで欲しい」とコメント
なお、今回のアンケート集計結果に対し、アップルコンピュータ(株)より、以下のコメントをいただいた。「『QuickTime』はすでに業界標準であることから、多くのWebサイトでご利用いただいていますが、今回のアンケートは、特にWindowsユーザーの方々からご回答いただいているため、非常に嬉しく思います。今やインターネットやCD-ROMは、『QuickTime』なしでは語れません」
「また、『QuickTime 3』のリリースからは、Macintosh版とWindows版の同じバージョンを同時に配付していますので、Windowsユーザーの方々にも『QuickTime』の最新機能をお試しいただけるようになり、多くの方々に利用していただいています。これからは、コンテンツを見るだけにとどまらず、『QuickTime 3 Pro』を使ってコンテンツを編集する楽しみも味わっていただければと思います。そのためにも『QuickTime』のホームページ(http://quicktime.apple.co.jp/)に様々な情報を載せていますので、ぜひ訪ねていただければと思います」