米ヒューレット・パッカード社は、ワークステーション/サーバー向けの第3世代の64bitPA-8500プロセッサーの概要と、PA-RISCのロードマップを明らかにした。PA-8500は、1.5MBの1次キャッシュメモリーを内蔵、0.25μmプロセスで製造されており、1億4000万個のトランジスターを集積する。HP 9000 V-Classエンタープライズサーバー向けの440MHz版を年末に、C-Classワークステーション向けの360MHz版を'99年1月にそれぞれ出荷する予定。440MHz版は、整数演算能力がSPECint95で32以上、浮動小数点演算能力がSPECfp95で52以上になるとしている。同社は、PA-8600を2000年に、PA-8700を2001年にそれぞれ出荷する計画で、その後もPA-8800、PA-8900と予定しているという。