学習研究社(株)(学研)は6日、11月4日発売予定の家庭用学習通信教育ソフト『V
MATE(ブイメイト)』を発表した。同製品は、学習ソフトのコンテンツを備えているが、それに加えて会員との通信サービスを提供している点が特徴。同封のはがきで入会する『Vメイト』会員になると、同社の“Vメイトスタディセンター”にインターネットで通信できるシステムになっている。
記者会見の席上では、同社マルチメディア教材編集部部長の渡辺紳一氏が『Vメイト』のデモを行なった。同氏は、コンテンツに含まれる“学習カレンダー”で、自分の予定に合わせてカリキュラムを組み、初・中・上級の三つのスピードで学習することができると説明した。また、簡単さを追求し、テンキーを使わず、マウスのみで操作でできるようにしたとも述べた。]
最大の特徴として、『Vメイト』会員になることで、“Vメイトスタディセンター”に通信し、オンラインドリルや質問への解説サービス、最新の学習情報を入手できると強調した。
 | マルチメディア教材編集部長の渡辺紳一氏 |
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『Vメイト』会員は、“Vメイトスタディセンター”に、同社の経営するプロバイダー“ニックナック
ONLINE”を通じてアクセスできる。入会金は無料、接続料は最初の3ヵ月まで無料。毎月30時間まで利用でき、メールアドレスを六つまで持てる。4ヶ月目からは、月1000円の接続費が掛かる。なお“ニックナック
ONLINE”は、会員以外でも使えるという。
11月4日に発売される『Vメイト』は、小6国語、中学初級英語をはじめとする5タイトル。その後は随時発売というかたちで、来年3月までに計12タイトル、11年度には10タイトルを発売する予定。対象は小学3年から中学3年までで、学年により、発売される科目は異なる。1タイトル当たり6～8枚組のCD-ROMからなり、税込価格で5万8800円。セット販売では、2タイトルで税込価格9万300円から。
