●NEC北米研究所、DNAコンピューターの基礎技術に関して特許を取得
米国ニュージャージー州にあるNEC北米研究所は、DNAを利用したコンピューターデザインに関する特許を取得した、と発表した。これは、数学的に定義された仮想論理装置“チューリングマシン”を、DNAにより製造できるというもの。DNAの分子反応を利用して、高速かつ並列的な演算処理が行なえるという。同研究所では、現時点でこの特許を用いたDNAコンピューターが従来のコンピューターに取って代わることは難しいが、生物工学における進歩は著しく、ブレークスルーの可能性はあるとしている。・米NEC USA
http://www.nec.com/
・日本電気
http://www.nec.co.jp/
●アイワ、パソコンから直接G3FAXの送受信が可能なISDN TA、2機種を9月21日に発売
アイワ(株)は、G3FAXの送受信が可能なISDN TAを9月21日に発売する。DSU内蔵型の『TM-AD1282HM』と、DSUなしの『TM-A1282HM』で、希望小売価格はそれぞれ3万6800円、2万9800円。回転式のバックライト付き液晶ディスプレイを搭載しており、縦置き、横置きのどちらでも見やすい工夫がされている。同梱のG3FAX送受信ソフト『RVS-COM
Lite』の対応OSはWindows 95/98/NT4.0のみ。http://www.aiwa.co.jp/index_j.html
『TM-A1282HM』 |
●鐘紡、分散システム環境下でホストコンピューターを操作できるソフト発売
鐘紡(株)は、Windows NT4.0サーバー、クライアントPC、ホストコンピューターからなる分散システム環境において、ファイル転送やソフトウェア管理が行なえるソフト『Puenna』を10月に発売する。同ソフトは、サーバーのみにインストールすればよく、Webブラウザーからホストのデータを操作できる。Standard
Editionと、各種アプリケーションにPuennaの機能を強化するAPIが追加できるDeveloper
Editionがあり、価格はそれぞれ64万円から、84万円からとなっている。http://www.isd.kanebo.co.jp/product/puenna/