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バックウェブ、C/Sシステム対応のプッシュ型情報配信ソフトを発売

1998年06月03日 00時00分更新

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 バックウェブ(株)は、クライアント/サーバー型情報配信ソフト『BackWeb Infocenter V4.0J』日本語版を発売した。サーバーソフト(WindowsNT3.51/4.0、Solaris2.5以降対応)の価格が198万円から。クライアントソフト(Windows95/NT4.0対応)は、同社のWebサイトから無料でダウンロードできる。



 企業などのクライアント/サーバーシステムにおいて、ファイル、アプリケーション、ニュースなどの情報を、クライアントPCに“プッシュ”配信するというもの。プッシュとは、ユーザーのPCまで情報を送り届けてくれるシステムのことで、逆に、ユーザーがサーバーに情報を取りにいくことを“プル”と呼ぶ。同ソフトでは、クライアントがほかのアプリケーションを使用しているときでも、プッシュ配信してくれる。

 新バージョンでは、“Infocenter”と呼ばれるウインドーを用意しており、クライアントが受信した広範な情報を一括管理でき、また情報の検索も行なえる。受信する情報は、Infocenterだけでなく、設定によりスクリーンセーバー、壁紙、既存アプリケーションのタイトルバーなどにも表示できる。

 クライアントは、Webコンテンツやデータベースを定期的に収集、受信することもできる。また、同社の運営する情報配信サーバー“チャンネル・ディレクトリー・サーバー”には、英語チャンネルが約600種類、日本語チャンネルが約50種類あり、そこから情報を受信するという利用法もある。



 同社代表取締役社長の大谷泰治氏は、「従来のプル型システムだと更新した情報を見てくれない場合がある。他地域に営業所を持つ企業が、マーケティング情報や競合他社の情報をそれぞれの営業所に強制的に配信するという使い方などが考えられる」と同製品について語った。(報道局 浅野広明)

http://www.backweb.co.jp/

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