●オートデスクやマイクロソフトなど5社、“VML”の言語仕様をW3Cに提出
米国のオートデスク、ヒューレット・パッカード、マクロメディア、マイクロソフト、ビジオの5社は共同で、ベクトルグラフィックスをWeb上で扱うための“Vector
Markup Language(VML)”の言語仕様を、World Wide Web Consortium(W3C)に提出した。VMLによるグラフィックスは、HTMLに組み込めるうえ、グラフィックスを構成する各エレメントに容易にハイパーリンクを設定できるのが特徴。マイクロソフトは次期バージョンのInternet
ExplorerやOfficeで採用するとしている。http://www.microsoft.com/corpinfo/press/1998/May98/Vectorpr.htm
●米HP、米ゼロックスを特許侵害で提訴
米ヒューレット・パッカード社は5月28日(現地時間)、米ゼロックス社を特許侵害の疑いで、サンフランシスコの連邦地方裁判所に提訴した発表した。HPは、ゼロックスが新型のデジタルコピー機などの製品で、HPが特許を持つユーザーインターフェース技術などを使っていると主張。これらの製品の販売の禁止を求めている。http://www.hp.com/pressrel/may98/28may98a.htm
●英C&W、米MCIのインターネット・バックボーンを買収
英Cable & Wireless社は5月28日(現地時間)、米MCI Telecommunications社の持つインターネット・バックボーン事業を6億2500万ドル(約856億2500万円)で買収することで、同社と合意したと発表した。同事業の資産額は約1億ドル(約137億円)で、今年の売上高は約2億2000万ドル(約301億4000万円)が見込まれている。http://www.cwplc.com/press/1998/p98may28.htm