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富士通パソコンシステムズが、九九を学べる教育用ソフトを発売へ

1998年05月29日 00時00分更新

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 (株)富士通パソコンシステムズは、ゲームをしながら九九を学べる教育用ソフト『あだむ君の大冒険 九九島(くっくとう)の巻』を7月7日に発売する。



 同ソフトは、池田義人東京学芸大学助教授が会長を務める“学習支援メディア開発研究会(Association of Development for Assist Media=ADAM、アダム)”の企画・監修により制作されたエデュティメントソフトシリーズの第1弾。池田助教授(写真右)は、「同シリーズを教育分野における産学協同の試み」と位置づけており、シリーズ第2弾も算数をテーマにしたソフトを年内に発売する予定だが、「算数以外の分野にもどんどん広げていきたい」と挨拶した。



 同ソフトは、主人公の“あだむ君”と一緒に九九を学習するもので、“九九れんしゅう”や、自分の実力を試す“九九テスト”のほか、ストーリーに従って学習する“九九島冒険”の3つのメニューで構成されている。“九九島冒険”では、九九の段ごとにミニゲームがあり、遊びながら九九を覚えることができるという。



 同ソフトは、教育現場の意見を反映するために、ADAMの会員が関係する小学校などで試作版の評価を行なっている。また、小学校では九九を憶えやすい段から教えるという、文部省が定めた“学習指導要領”に沿ってストーリーやゲームが構成されている。

 Windows95/Macintoshのハイブリット版で、Windows98にも対応。いずれも、640×480ドット以上で256色以上表示可能のディスプレーと2倍速以上のCD-ROMドライブが必要。Windowsでは、CPUは486-33MHz以上(Pentium以上推奨)で、Windows対応のサウンドボードが必要。Macintoshは漢字Talk7.1以降に対応し、CPUは68030-25MHz以上(68040またはPowerPCを推奨)が必要。価格は6600円。
(報道局 佐藤和彦)

http://www.fps.co.jp/proinf/press/adam99/index.html

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