●『Windows 98』6月25日発売、ほぼ確実に
米国司法省および州政府が提訴した独占禁止法訴訟の審理が5月22日（現地時間）に行なわれ、第1回口頭弁論は9月8日に開催されることが決定した。同省などが要求した仮処分請求については、米マイクロソフト社の要求どおり、司法省と20州政府によるふたつの訴訟を一本化することが決定され、8月下旬まで双方の意見を聞く手続きを続けることが決定された。よって、『Windows
98』の6月25日発売は、ほぼ確実となった。仮処分に関する書面の提出期限は、同社の意見書が7月28日、司法省などの反論書が8月10日、同社の再反論書が8月24日に決定した。http://www.microsoft.com/corpinfo/doj/5-22billn.htm
●米ノベル、“NDS”対応のデスクトップ管理ツール『Z.E.N.works』を出荷開始
米ノベル社は5月18日（現地時間）、同社の提供する分散型ディレクトリーサービス“NDS（Novell
Directory Services）”に対応したデスクトップ管理ツール『Z.E.N.works』の出荷を開始した。ネットワーク管理者は、Windows3.X/95/NTの動作するクライアントマシンのデスクトップ管理が可能となる。価格は1ユーザーあたり39ドル。なお、日本語版は今年の秋ごろ発売の予定。http://www.novell.com/
●NTTPC、InfoSphereの“専用線IP接続サービス”で、新メニュー・料金体系を開始
（株）NTTPCコミュニケーションズは、同社が運営するインターネット接続サービス『InfoSphere』の企業向けサービス『専用線IP接続サービス』において、新しいサービスメニュー、料金体系を6月1日から開始すると発表した。新しく加わるメニューは、通信料がビジネスアワーに集中し、その他の時間帯にはほとんど使用しない利用形態に対応した“InfoSphere
IP-Firm”、サーバーによる外部への情報配信が中心となる利用形態に対応した“InfoSphere
IP－Web”、24時間外部接続が必要で、外部サーバーへのアクセスが多い利用形態に対応した“InfoSphere
IP-Net”の3種類。http://www.nttpc.co.jp/whatsnew/
