米マイクロソフト社は、5月14日(現地時間)、米司法省、および州司法当局とともに、協議を続けていることを明らかにした。政府との交渉を数日間延長し、その間、同社は予定していたWindows98のOEM出荷を5月15日(本日)から5月18日(月曜日)まで延期、米司法省、州司法当局は、提訴をしないと発表した。なお、マイクロソフトは、6月25日の消費者向けWindows98の発売予定日への影響はないとしている。
米有力紙は、米司法省や各州司法当局が、独占禁止法違反で米マイクロソフト社を再提訴する可能性があると報じていたが、この協議の末、和解の可能性も出てきている。
・米司法省発表資料
http://www.usdoj.gov/atr/press_releases/1998press/1761.htm
・マイクロソフト社プレスリリース
http://www.microsoft.com/corpinfo/press/1998/May98/doj5-14pr.htm