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Li18nuxプロジェクト、“LI18NUX2000 Globalization Specification”を公開

2000年08月17日 19時56分更新

文● 編集部

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Linuxの国際化を推進するための非営利プロジェクトである“Li18nuxプロジェクト(Linux Internationalization Initiative)”はアメリカで開催されている“LinuxWorld”で現地時間の15日、“LI18NUX2000 Globalization Specification”(LI18NUX2000 国際化規約)が一般に向けて公開になったことを発表した。

LI18NUX2000 国際化規約は、商用UNIXが長い年月を経て適用してきた国際化機能の中で、最も優れたものを取り入れており、さらにそれを補完する追加機能と併せて、すべての国や地域の言語のサポート要求を満たすように規定されている。アプリケーション開発者は、LI18NUX2000 国際化規約に準拠するあらゆるLinuxディストリビューション、そしてUNIXシステムにおいて、UNICODEベースの多言語処理を用意に行なうことができるという。

LI18NUX2000のアジア地区担当共同議長の木戸彰夫氏は「主要LinuxディストリビューターをはじめとしたLI18NUXの参加メンバーは、LI18NUX2000 国際化規約に準拠した国際化されたLinuxを開発するために日夜努力している。複数の言語を同時にサポートする国際化されたディストリビューションが早ければ2000年の第4四半期にはリリースされることを強く望んでいる」とコメントしている。

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