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米デル、2000年度第2四半期業績を発表――売上高/純利益/キャッシュフローでいずれも記録を更新

2000年08月11日 17時44分更新

文● 編集部

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デルコンピュータ(株)の11日付けの発表によると、米デルコンピュータ社は現地時間の10日、2000年度第2四半期(2000年4月29日~7月28日)の業績を発表した。それによると、売上高は前年同期比25%増の77億ドル(約8371億4400万円)で、純利益は前年同期比19%増の6億300万ドル(約655億5816万円)となった。

業界の価格設定や部材コストが有利に働いたことに加えて、販売製品の内訳比率を改善したことで、引き続き優れた収益性を達成した。売上高、純利益、1株当たり利益、オペレーションのキャッシュフローなどを含む業績の各指標において、いずれも記録を更新した。

2000年度前期については、売上高が前年同期比28%増の149億5000万ドル(約1兆6253億6400万円)で、純利益が前年同期比20%増の11億2800万ドル(約1226億3616万円)となった。

同社の会長兼CEOであるマイケル・デル氏は「第2四半期の結果と、今年度後期の業界における堅調な需要予測により、年間売上成長率30%の目標を達成できる見通しだ」と述べた。

第2四半期の出荷台数は前年同期比22%増となり、エンタープライズサーバー/ストレージ製品/ノートブック製品などにおいては、さらに急速に出荷台数を伸ばしているという。コンピューターシステム製品の販売以外の売上が13億ドル(約1413億3600万円)となり、サービスの売上高は前年同期比35%増の5億7700万ドル(約627億3144万円)となった。

インターネット経由の売上は、全売上高の50%を占め、今期末までに、前年同期の日商3000万ドル(約32億6160万円)から5000万ドル(約54億3600万円)平均へと拡大している。サポートのインターネット利用も引き続き増加しており、テクニカルサポートの依頼の約半分と、オーダーステータス(納期情報検索)の問い合わせの76%が、インターネット経由となっているという。

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