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EC研究会、“第4回オンラインショッピング大賞”の募集を開始

2000年08月10日 21時18分更新

文● 編集部 伊藤咲子

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電子商取引の発展と振興を目標に、研究活動を行なう非営利団体のEC研究会は10日、“第4回オンラインショッピング大賞(OLS大賞)”の募集を開始した。これはインターネット上で有形/無形のコンテンツを、一般消費者向けに有料/無料で提供する企業/団体に参加を募り、“ベストワン”のECウェブサイト選定するいう企画。昨年は、自動車のインターネット通販を行なうECウェブサイト“quick-go.to”が大賞に選ばれた。募集期間は9月11日までで、同団体のウェブサイトなどを通じて、登録を呼びかける。

EC研究会の土屋憲太郎代表。OLS大賞実行委員会の委員長は、慶応大学大学院前教授の千本倖生氏が務める予定

OLS大賞は今年で4回を数え、回を重ねるごとにエントリー数も増え、昨年は一昨年の約2.4倍にあたる818件のエントリーがあった。今回は、OLS大賞の初の試みとして、“iモード”など、携帯電話や車載情報端末をプラットフォームとしたECサイトのエントリーも受け付ける。エントリー目標は、昨年度の約3.7倍にあたる3000店。これは、EC研究会の推定で全国に約3万店あるというBtoCのECウェブサイトのうち、10パーセントにあたる数字だ。

OLS対象の応募フォーム。ここでエントリーを受け付けるほか、EC研究会の担当者がウェブサーフィンを通じて“スカウト”することもあるという。

審査と選考について、一橋大学教授の松本恒夫氏や東京大学の須藤修氏をはじめ、学識経験者やECビジネス経験者を中心に100人以上の選考委員を集め、9月下旬に第1次選考を、10月上旬の第2次選考を行なう。最終選考は10月19日で、大賞(1社、賞金50万円)および部門賞など受賞者は、11月2日の第50回EC研究会の席上で表彰される予定。

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