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JAL、ANA、JASの3社が国内線航空券のインターネット販売会社を共同で設立すると発表

2000年08月10日 16時28分更新

文● 編集部

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日本航空(株)(JAL)、全日本空輸(株)(ANA)、(株)日本エアシステム(JAS)の3社は9日、国内線航空券のオンライン販売会社“国内線航空会社共同WEB株式会社”(仮称)を、3社の共同出資により2000年10月に設立すると発表した。

新会社は、2001年4月に開設するウェブサイト“国内線航空会社共同WEB”を通じて、出資会社であるJAL、ANA、JASとそのグループ会社の国内線に関するスケジュール、空席状況、運賃情報などを提供し、クレジットカードによるチケットレス販売を行なう予定。予約変更、予約キャンセル、払い戻しなどにも同サイトで対応するという。同様のサービスは、既に各航空会社で行なっているが、今回、1つのウェブサイト上で各社の空席状況や運賃などを比較検討でき、その場で購入可能にすることで、顧客の利便性を高めるとしている。また、同様の機能を旅行代理店やネット販売業者などのウェブサイトでも利用できるように、契約に基づいて同サイトへのリンクを提供し、オープンで汎用性の高いシステムを構築するとしている。同サイトのドメイン名は“kokunaisen.com”(コクナイセンドットコム)。新会社の開業時の資本金は4億5000万円で、出資比率は3社均等。社長も3社の持ちまわりになるという。

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