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カシオ計算機、ポケットPCベースの業務用途向けハンディーターミナル『カシオペア DT-5000』を発売

2000年08月09日 20時19分更新

文● 編集部

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カシオ計算機(株)は9日、業務用途向けハンディーターミナル『カシオペア DT-5000』4モデルを、11月10日より順次発売すると発表した。

『カシオペア DT-5000』は、OSにWindows CE 3.0を搭載し、Windows版の携帯情報端末規格であるポケットPCをベースに開発したハンディーターミナル。ポケットPCはさまざまな規格に対応・準拠しているため、開発環境や外部機器との接続性、拡張性に優れ、業務用のハンディーターミナルとして導入・運用する場合も、数多くのメリットがあるという。

『カシオペア DT-5000』(左が『M30』で右が『M50』)

発売するのは、FSTNモノクロ液晶ディスプレー(タッチパネル)搭載モデル『M30』(価格は19万8000円)、モノクロディスプレーとSS無線モデム内蔵モデルの『M30S』(同26万8000円)、TFTカラーカラー液晶ディスプレー(タッチパネル)搭載モデル『M50』(同22万8000円)、カラーディスプレーとSS無線モデム内蔵モデル『M50S』(同29万8000円)の4モデル。全モデルとも、画面下部に大型の独立テンキーを装備する。また、CFカードを2枚装備することにより、1つはメモリー増設専用、もう1つはデジタルカメラカード、モデムカード、レーザースキャナーカード、LANカードなどの拡張カードを使った運用が行なえる(SS無線内蔵モデルは1スロット)。

そのほか、LAN接続タイプのマスターI/O BOXや、装着状態でも耐環境性能を維持する専用のレーザースキャナーカードなどの業務用のオプションを用意する。ディスプレーのサイズは240×320ドット。電源はリチウムイオン充電池で、電池寿命はモノクロ2モデルが最大約10時間で、カラー2モデルは最大約5時間。サイズは幅85×奥行き165×高さ27.7mmで、重さは『M30』が320g、『M30S』と『M50』が330g、『M50S』は340g。

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