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日本SCO、ウェブベースのアプリケーション管理ソフト『Tarantella Enterprise II』のASP向け拡張版を発表

2000年08月07日 17時47分更新

文● 編集部

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日本SCO(株)は7日、ウェブブラウザー経由でアプリケーションを利用するためのソフトをASP向けに拡張した『Tarantella Enterprise II ASP Edition』の日本語版を発表、同日に販売を開始した。

同製品は、UNIXサーバー上で稼動し、WindowsやUNIXなどの異なるOSのアプリケーションへのアクセスをクライアントに提供する『Tarantella Enterprise II』のASP向け拡張版である。対応プラットフォームは、UnixWare 7、SPARC版Solaris、AIX、HP-UX、Tru64 UNIXなど。クライアントは、Javaをサポートしたウェブブラウザーが動作すれば、機種を問わないという。今回の拡張では、ASP事業者向けに、使用履歴と課金のためのログ機能を付加し、使用したアプリケーション名や使用時間などの使用履歴情報をCSV形式のファイルに記録するようになった。

同製品の料金体系として、“ライセンスレンタルプラン”と“ライセンス購入プラン”の2種類が用意されている。ライセンスレンタルプランは、ASP業務用のユーザーライセンスが無制限で、1カ月当たりのユーザーセッション時間の合計によって算出される従量制料金。1ユーザーセッションは、ユーザーが最初のアプリケーションを起動してから、最後のアプリケーションを終了するまでの時間として定義され、1時間当たり22.5円。同プランのスターターキットの価格は600万円で、1万5000ユーザーセッション時間の使用権、社内用25ユーザーライセンスを含む。一方、ライセンス購入プランは、ASP業務用のライセンスが75ユーザーに限定されるもので、それとは別に社内用25ユーザーライセンスを含んでいる。こちらのスターターキットの価格も、ライセンスレンタルプランと同じく600万円。

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