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米Caldera Systems、米SCOのサーバーソフトウェア事業部およびプロフェッショナルサービス事業部を買収

2000年08月04日 18時11分更新

文● 編集部

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日本SCO(株)の8月4日の発表によると、米Caldera Systems社と米SCO社は現地時間の8月2日、Caldera SystemsがSCOのサーバーソフトウェア事業部およびプロフェッショナルサービス事業部を買収することに合意したと発表した。プロフェッショナルサービス事業部は、顧客のインターネット、およびEビジネスインフラ需要に対応したサービスを提供するCalderaの独立したビジネスユニットとして活動する。

Caldera Sysytemsは、SCOサーバーソフトウェア事業部とプロフェッショナルサービス事業部の資産を獲得するために、新しく“Candera,Inc.”となる。Calderaは、SCO OpenServer製品ラインの独占販売権を保有し、既存のSCO OpenServerユーザーに対するサービスとサポートの提供を行なう。SCOは、Caldera株式の約1754万株に相当する、Caldere株式の28パーセントと現金700万ドル(約7億5600万円)を受け取る。また、Tarantella事業部とSCO OpenServerの収益、および知的所有権を保持し続ける。

両社の取締役会は、両社の株主と政府規制機関の承認を得るとともに、その他の買収条件を満たすことを前提とし、満場一致でこの買収を承認したという。10月中に買収手続きの完了を予定している。

買収完了後は、Caldera Systemsの現社長兼CEOのランサム・ラブ(Ransom Love)氏が、CalderaのCEOとなり、SCOサーバーソフトウェア事業部の現社長のデイビット・マックラブ(David McCrabb)氏がCOOとなる。SCOプロフェッショナルサービス事業部の現社長のジム・ウィルト(Jim Wilt)氏は、新たに形成されるCalderaサービス事業部の社長となる

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