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シスコシステムズ、IPSecなどに対応したVPN専用機『Cisco VPN3000 コンセントレータシリーズ』を発表

2000年07月31日 00時00分更新

文● 編集部

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シスコシステムズ(株)は7月31日、VPN専用機『Cisco VPN3000 コンセントレータシリーズ』の販売を、8月1日に開始すると発表した。価格は59万6000円から。

同製品は、暗号化アルゴリズムとしてDES/3DESをサポートし、IPSec、PPTP、L2TPに準拠したVPN専用機。100ユーザーまでサポートできる『VPN3005』、冗長構成が可能な『VPN3015』、1500ユーザーまでサポートできる『VPN3030』、5000ユーザーまでサポートできる『VPN3060』の4種類がある。基本構成のVPN3005の場合、VPNでのデータ転送速度は4Mbpsとなる。また、暗号専用プロセッサーである“スケーラブル・エンクリプション・プロセッサ”(SEP)を搭載可能。2個のSEPを搭載したVPN3015のデータ転送速度は、3DESによる暗号時で、100Mbpsとなる。さらに、遠隔地のユーザーのパソコンと同製品との間でVPNを確立するために必要なVPNクラアント(ユーザー数無制限ライセンス)が付属する。なお、VPNとは、Virtual Private Networkの略で、暗号化アルゴリズムを用いることにより、インターネットなどで専用線に近いセキュリティーを確保できるというもの。

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