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日本IBM、インターネット上での売上を提携サイトに還元するマーケティングモデルの展開でバリューコマースと提携

2000年07月25日 00時00分更新

文● 編集部

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日本アイ・ビー・エム(株)(以下日本IBM)は24日、バリューコマース(株)と提携し、IBMの製品/サービスを販売しているウェブサイト“ShopIBM”を通じたビジネス拡大のために、“アフィリエートマーケティング”を開始すると発表した。

アフィリエートマーケティングとは、提携サイトからのリンク経由でIBM製品が電子商取引(EC)によって購入された場合、その提携サイトに売上の一部を報酬として支払うという成功報酬型のマーケティングモデル。提携サイトを拡充し、インターネット上で“バーチャル販売店網”を構築していくという。

同マーケッティングの展開にあたって、バリューコマースが提供するアフィリエートプログラム“ValueCommerceプログラム”を使用する。同プログラムは、同マーケティングに必要なプラットフォームを提供する。すでに約1万2000の登録サイトを持ち、実績管理/提携参加促進/データ分析などの運営サービスを提供する。

具体的には、同プログラムの登録サイトに対して、日本IBMとの提携を募集するとともに、ShopIBMのサイト上にもリクルートボタンを掲載して提携サイトを募るという。提携サイトに掲載するバナー(ShopIBMへのリンク広告)は、日本IBMが提供するさまざまなデザインの中から選択できる。対象商品はPC/PCのオプション製品/ソフト。そのほかの製品/サービスへの拡充も検討していくという。

なお、両社はe-ビジネスソリューションの提供においても協業を進めていく方針。その一環として、日本IBMがe-ビジネス実現を支援するために開設した“イノベーション・センター for e-business”に、バリューコマースが協力企業として参加する予定としている。

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