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エイゴタウン・ドット・コム、iモード向け情報や週刊メールの配信などサービスを拡充

2000年07月25日 00時00分更新

文● 編集部 鹿毛正之

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英語関連の情報サイトを運営するエイゴタウン・ドット・コム(株)は、“eigoTown.com”のリニューアルを行ない、新サービスの提供を開始したと発表した。併せて、ピーター・バラカン氏が同サイトのアドバイザーに就任したことも発表した。

eigoTown.com
eigoTown.com



eigoTown.comは、検定試験や留学情報などの語学関連コンテンツに加え、英語圏の文化に関するコンテンツを提供する英語情報のポータルサイト。今回のリニューアルではiモード向けのページを新設したほか、登録メンバーを対象に週刊メールニュースの“eigoTownニュース”の発行も開始した。

iモード向けサービスでは、オンライン英和辞書、日替わりで英語の慣用句を学べる“今日のイディオム”、英会話学校のデータベースといったサービスが提供される。また、テキストベースのRPGゲーム“英語ロールプレイング・ゲーム”も用意されている。

“eigoTownニュース”では、“クロスカルチャー”“英語学習&試験対策”“留学・旅行”“ビジネス・スキルアップ”の4テーマを中心に、新着記事やキャンペーン情報などを掲載する。同ニュースを購読するには、“eigoTownメンバー”への登録が必要。登録は無料で、必要な登録情報はメールアドレスだけとなっている。

その他に新しく開始するサービスとして、海外在住の外国人と英語でメール交換ができるペンパル紹介コーナーの“eパル”、文化や生活などのテーマに沿った週1回の英語チャットなどを提供する。また、英会話学校のデータベースも内容の拡充を図り、これまで掲載していた所在地と連絡先に加え、コース案内や料金案内、最寄駅などの経路といった詳細情報を提供する。

エイゴタウン・ドット・コムの代表取締役を務めるラッセル・ウィリス(Russell Willis)氏
エイゴタウン・ドット・コムの代表取締役を務めるラッセル・ウィリス(Russell Willis)氏



同サイトのアドバイザーに就任したピーター・バラカン氏は、「20年前に妻が“留学したい”と言ったとき、このサイトがあったらどんなに助かったか」と語り、同サイトに掲載されている膨大な英語関連情報の有用さをアピールした。また、同サイトについて「オンライン雑誌のようなもの」とした上で、「また見に来てもらえるように、頻繁に更新しなければならない」と語り、「普通の人でも使いやすいようにしたい」と抱負を語った。

また、同サイトが小中学校での英語教育促進を図る“Y2K2英語維新の会”を支援していることに触れ、「(大人ばかりでなく)中学生などもこのサイトにアクセスしてもらいたい」と、幅広い年齢層からのアクセスを期待していた。

同サイトではこれまで、月間で50万ページビューほどのアクセスを集めてきたと言う。同社の長谷川副社長は、「日本で英語を学びたいと考えている人は1300万人と言われている。その5パーセントでも1パーセントでも取り込めれば」と意気込みを口にし、当面の目標としては今年末までに10万人の登録メンバーを集めたいと語った。

TVキャスターやDJとしておなじみのピーター・バラカン氏。「インターネットの利点は、やはり情報の収集力にある。膨大な数の英語関連書籍・雑誌を読んで情報を探す手間を、このサイトで軽減できれば」と語る。自身のフィールドである音楽に関しては、「最近はJ-POPの番組ばかりになって、洋楽を流しているのはボクの番組くらい(苦笑)」と語っていたのが印象的だった
TVキャスターやDJとしておなじみのピーター・バラカン氏。「インターネットの利点は、やはり情報の収集力にある。膨大な数の英語関連書籍・雑誌を読んで情報を探す手間を、このサイトで軽減できれば」と語る。自身のフィールドである音楽に関しては、「最近はJ-POPの番組ばかりになって、洋楽を流しているのはボクの番組くらい(苦笑)」と語っていたのが印象的だった

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