(株)シマンテックの21日の発表によると、米シマンテック社は現地時間の19日、2001年第1四半期(2000年4~6月)の業績を発表した。
それによると、売上は1億9140万ドル(約206億7120万円)で、前年同期比18パーセント増となり、利益は4300万ドル(約46億4400万円)、1株あたり利益は67セント(約72円)となった。企業向けビジネスと海外(米国以外)事業の継続的伸びが貢献したという。なお、利益には営業権の償却や一時的な損失は含まれず、先に行なった“Visual
Cafe”と“ACT!”の製品ライン売却による利益も含まれない。
同社のジョン・トンプソン(John W. Thompson)会長兼社長兼CEOは「企業顧客に対する注力と海外市場での大きな成功により、我が社の各事業は強化され、売上も非常にバランスよく安定したものになってきた。さらに今期は、世界各国の主要パートナー企業との協業が進み、我が社のサービスプロバイダー戦略が結果を出した期と言える。パートナーに対して我が社が提供するソリューションは、我々のインターネットセキュリティー技術を最大限に活かし、新たな市場、新たな顧客に繋がっている」とコメントしている。