アメリカ・オンライン社の子会社である米テジックコミュニケーションズ(Tegic
Communications)社は、現地時間の11日、(株)東芝とグローバルライセンス協定を締結したと発表した。これにより東芝は、文字入力を容易にするテジックコミュニケーションズ製のテキスト入力ソフト『T9
Text Input』* を、東芝のワイヤレス電話製品に搭載できる。同ソフトを搭載した東芝のワイヤレス電話は、北米のCDMAなどに対応する予定という。
* T9 Text Input:携帯電話機などの小さいキーパッドを使って、文字入力を行なう際に、直感的でスピーディーな入力が行なえるソフト。独自のアルゴリズムと言語データベースにより、自動的に可能性の高い言葉を検索し表示することでデスクトップキーボード並みの機能を発揮できるとしている。対応言語は英語、日本語、中国語、韓国語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、イタリア語、オランダ語、スウェーデン語など。
東芝は、第4四半期までに“Audiovox”のブランド名で、『T9 Text Input』を搭載したワイヤレス電話を米国内で発売する計画としている。
