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米シーゲイト、フランスのTHOMSON multimadiaとジョイントベンチャー“CacheVision”を設立すると発表

2000年07月13日 00時00分更新

文● 編集部

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米シーゲイト・テクノロジー社とデジタル家電(CE)製造メーカーのフランスのTHOMSON multimadia社は現地時間の11日、新会社“CacheVision”を両社が50パーセントずつを出資したジョイントベンチャーとして設立すると発表した。新会社は、家電製品用の付加価値が付けられたストレージに特化したシステムに焦点を合わせた業展開を行なうという。シーゲイトのコンシューマーソリューショングループの製品開発事業とTHOMSON multimediaのデジタル専門技術を利用して、速やかに事業を開始するとしている。拠点は米カリフォルニア州サンノゼにおき、今後約100人の従業員を採用、デジタル家電に機能を追加する統合モジュール、デジタル家電に統合するコンポーネントサブシステム、およびOEM用家電機器を含むデジタル家電システムアレーの設計、開発、およびカスタマイズに取り組む。社長兼CEOにはシーゲイトのコンシューマーソリューショングループの前バイス・プレジデントのRichard Johnson(リチャード・ジョンソン)氏が就任した。

新会社“CacheVision”のリチャード・ジョンソン社長兼CEO 新会社“CacheVision”のリチャード・ジョンソン社長兼CEO



また、シーゲイト・テクノロジーは現地時間の10日、米ヒューレット・パッカード社が『HP SureStone E』製品に、シーゲイトのディスクドライブ『15K RPM Cheetah X15』を採用したと発表した。18GBのCheetah X15を搭載するのは、『HP SureStore E Disk Array FC60』、『HP SureStore E Disk System SC10』、『HP SureStore E Disk System HVD10』の3製品。これらは、現在は出荷段階にあるという。

Cheetah X15は、毎分1万5000回転で動作するHDD。平均シーク速度は3.9m秒、4MBまたは16MBのキャッシュメモリーを搭載し、最大外部データ転送速度は毎秒47.4MB。外部インターフェースは、Ultra 160 SCSIと2GbitのFibre Channelが用意される。

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