このページの本文へ

BUGとHOTnet、“Thin Client”を用いたASPサービスを開始

2000年07月11日 00時00分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

ネットワークと融合させたシステム開発を行なう(株)ビー・ユー・ジー(BUG)と、インターネットサービスプロバイダーの北海道総合通信網(株)(HOTnet)は11日、シトリックス・システムズ・ジャパン(株)製のサーバーソフト『MetaFrame』と、機能を絞ったクライアント用コンピューターの“Thin Client”を組み合わせて、ASPサービスを展開すると発表した。BUGが、システム構築、運営管理およびテクニカルコンサルティングを行ない、HOTnetは、データセンターとして通信回線の提供、ホスティングサービスを行なう。“Thin Client”には、『MetaFrame』の専用クライアントの『WBT(Windows Based Terminal)』を採用する。WBTは画面表示能力とキーボード、マウスのみのクライアント用ハードウェア。

展開するサービスは、中小企業へのネットワークシステムの導入、中小企業の社内システムの効率化、不特定多数の人の集まる公共の場でのネットワークサービスの提供、企業の入出管理システムなどのサービスを提供する予定としている。

『MetaFrame』と“Thin Client”を使ったシステム構築には、“Server Based Computing”方式を採用。これはクライアント側には機能を要求せず、サーバー側で各種アプリケーションを動作させる方式。これによりASPサービスでは、パソコンの故障や、ファイル形式、バージョンの統一など、クライアント管理の手間が省力化でき、また、専門の管理者が必要となるサーバーのメンテナンスもアウトソーシングできるとしている。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン