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レイメイ藤井、文具店で販売する低価格ソフトのブランドを立ち上げ――第一弾は年賀状ソフト

2000年07月06日 00時00分更新

文● 編集部 小林伸也

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文具製造・販売の(株)レイメイ藤井は6日、文具店頭での販売に特化したパソコンソフトの新ブランドを発表した。“RFPC DIGITAL SOLUTION”で、文具店向けに紙へのプリントアウトを前提としたソフトに絞り、機能を減らして価格も抑えた。第一弾として(株)ホロンや(株)アジェンダらの年賀状作成ソフトを9月に発売。その後暑中見舞い状作成ソフトなどにも手を広げる。

 “国際文具・紙製品・事務機器展 ISOT2000”のレイメイ藤井ブースで展示された新ブランドのソフト
“国際文具・紙製品・事務機器展 ISOT2000”のレイメイ藤井ブースで展示された新ブランドのソフト



同ブランドで発売するのは、アジェンダの年賀状作成ソフト『宛名職人Light』(1980円)、ホロンの年賀状作成ソフト『e筆Light』(1980円)、『具-満タン』シリーズで知られるデザインエクスチェンジ(株)の素材集『イラスト年賀状セレクト101 スタンダード』(980円)、『同アットホーム』(980円)、レイメイ藤井オリジナルのビジネス向け素材集『極素材』(980円)、ファミリーユースの『粋素材』(980円)の計6製品。

いずれも年賀状作りを目的としたソフト。同ブランドのロゴを印刷したパッケージで販売し、ブランドの統一感を持たせる。発売は9月を予定し、文具店を通じて販売される。

同社はシステム手帳のリフィル印刷ソフト『システム手帳職人』を発売しており、新ブランドでも紙へのプリントアウトを前提にしたソフトに絞り込むことで文具メーカーの強みを活かしたい考え。文具店で販売する点を考慮し、各ソフトは機能を限定したLight版とすることで低価格に設定した。

レイメイ藤井では、「パソコン初心者の女性は、専門店のソフト売り場に足を運ばない。文具店にソフトを置くことで気軽に買うことができる」と見ており、文具との親和性が強いソフト市場で新流通チャネル開拓を目指す。

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