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プーマテクノロジー、NTT-MEなど6社にモバイル端末向けのデータ共有、情報更新通知の仕組みを提供

2000年07月06日 00時00分更新

文● 編集部 高島茂男

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プーマテクノロジー(株)は7月6日、都内において、モバイル端末向けのデータ共有やウェブページの情報更新通知をできるようにするソフトウェアコンポーネントを提供開始すると発表した。同社とパートナー契約を締結した(株)エヌ・ティ・ティ エムイー(NTT-ME)など6社が、ASPサービスなどの形で、サービスを提供するという。

データ共有するソフトウェアコンポーネント“Sync-it”(シンク イット)は、プーマテクノロジーが昨年の11月に発表し、自ら今夏にポータルサイト“Intellisync.com”としてサービスするとしていたもの。その後、方針を変え、自らはサービス提供せず、パートナーがサービス提供する形とした。

もう1つのウェブページの情報が更新された際にメールなどの形で通知するソフトウェアコンポーネント“Mind-it”(マインド イット)は、単にページが更新されたら通知するというのでなく、「ページのある数値が何パーセント増加したら通知する」といった細かい条件設定を行なえるのが特徴。この仕組みは、eBayのパーソナルショッパーなどで既に採用されているという。

今回、提携を行なった6社は、
NTT-ME
ソフトバンク・モバイル・テクノロジー(株)
三井物産(株)
(株)東芝、iバリュークリエーション社
(株)エヌ・ティ・ティデータ
伊藤忠テクノサイエンス(株)。
それらのパートナーが、コンポーネントの販売やサポート、ASP事業者としてのサービスを提供する。

プーマテクノロジーの代表取締役社長である荒井真成氏は、「情報の検索、サイトを繰り返して訪れるというパラダイムはモバイルでは大変。データのシンクロ(整合性)はモバイルが浸透してくると重要になる。これらを自分たちではサービス提供しない。6社とのパートナーシップで日本中のサイトをモバイル化していく」と語った

プーマテクノロジーの荒井社長プーマテクノロジーの荒井社長



コンポーネントの提供は、Mind-itが8月、Sync-itが12月の予定という。

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