日本チボリシステムズ(株)とイーエムシー ジャパン(株)は、共同でストレージ管理システムを提供していくことで合意したと発表した。すでに両社の米国本社が業務提携を行なっており、その一環として日本法人同士でも提携を発表したもの。
今回の提携に伴い、日本チボリのストレージ運用管理システム『Tivoli
Storage Manager』において、EMCの“TimeFinder”機能をサポートする。これにより、システムを停止せずにオンラインによるバックアップのオートメーション化が可能になるという。日本チボリではこの拡張機能を、『Tivoli
Storage Manager』のオプション製品として用意されている『Tivoli Data
Protection for EMC Symmetrix for Oracle』と『同 for R/3』に搭載し、今秋にも発売を行なう。両製品の価格は未定。
両社はまた、顧客が製品を導入する際の事前評価と検証を共同で行なうほか、お互いのパートナープログラムに参画することでも合意した。