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大日本スクリーン製造、PDFファイルを自動加工するソフト『OpenFlow』を発売

2000年07月05日 00時00分更新

文● 編集部

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大日本スクリーン製造(株)は5日、(株)プラネットコンピュータの開発したPDFファイルを自動加工するソフト『OpenFlow(オープンフロー)』の販売を7日に開始すると発表した。金融機関や出版社のほか、企業の情報システム部門や文書管理部門、広報・宣伝部門向けに販売する。


『OpenFlow』(クリックすると拡大表示されます)

『OpenFlow』は、基本ソフトウェアと、PDFに関する各種の加工が行なえるコンポーネントで構成される。PDFファイルを『OpenFlow』に渡すだけで必要なPDF処理が自動的に実行できるのが特徴。処理コンポーネントとして、Office文書、一太郎文書などの自動PDF変換、TIFFなどの画像ファイルの自動PDF変換、PDFファイルからの文字抽出、概要表示用のJPEGサムネイル作成、セキュリティー設定など合計19種類が用意される。これらのコンポーネントは、PDFへの変換やPDFからのテキスト抽出、JPEGサムネイルの生成を行なう“PDF変換・抽出コンポーネント群”、PDFに対して付加情報を追加する“PDF加工コンポーネント群”、PDFに対して、表示上の加工を行なう“PDF表示情報付加コンポーネント群”の3種に大別できる。

同社では、ユーザーが基本ソフトと必要なコンポーネントのみの組み合わせでシステムを構成できるため、低コストで自動化システムが構築できるとしている。基本ソフトの価格は200万円。各種コンポーネントは60万円より。対応機種はWindows NT4.0 SP3以降を搭載したIBM PC/AT互換機とPC98-NXシリーズ。

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