ICANN*は、28日(現地時間)現在の一般会員組織“At-Large”のメンバー数を公表した。それによると、会員数が2万5289人で、国別では米国が8188人、ドイツが5047人、それに次いで日本が4251人で第3位の会員数となっている。
*ICANN:Internet
Corporation for Assigned Names and Numbers。グローバルに、ドメイン名やIPアドレスなどのインターネット資源の管理調整を行なう非営利法人。米国に本拠を置いている
At-Largeの登録が開始された当初、アジアからの登録が少なく、欧米主導となることを危惧し、アジアの意見を反映させるべく積極的な参加が呼びかけられていた。日本においても任意団体の“ジャパンICANNフォーラム”が設立され、同フォーラムに参加の各企業や団体が事あるごとに、At-Largeへの登録を呼びかけていた。その成果が実ったといえよう。
ICANNは7月13日~17日の期間、横浜において、“ICANN Meeting in Yokohama”を開催する。そこで、gTLDの方針が決定されるのではないかと言われている。理事選挙は9月に行なわれる予定で、7月末までにAt-Largeに登録した会員が投票できる。