(株)コンピュータ・ニュース社の市場調査部門であるBCN総研は23日、6月に同社のウェブサイト上で行なったアンケート調査の結果を発表した。それによると、インターネットユーザーに占めるメールマガジン購読者(有料購読・無料購読含む)の割合は96.6%に達したという。メールマガジン購読者の平均購読数は“10誌以上”という回答が過半数を超える64.8%となった。
ジャンルは“懸賞・プレゼント”の人気が最も高く26.2%で、具体的なメールマガジンとしては“Chance
it!”が多く挙げられた。以下、“コンピュータ・インターネット”(18.2%)、“一般ニュース”(7.0%)、“映画・音楽”(6.5%)の情報系3分野と続き、読者参加型のジャンルが情報系ジャンルを大きく上回ったという。
同社では、メールマガジンが他媒体と比較して双方向に優れたメディアと評価されていることが読み取れるとしている。
各ジャンルの性別構成比では、“懸賞・プレゼント”を除けば、性別で明確な違いがあり、男性は“スポーツ”、“車・バイク”、“コンピュータ・インターネット”、女性は“ファッション・ビューティー”、“タウン情報”、“ショッピング”、“暮らし・健康”の比率が高かったとしている。
調査期間は6月9日~11日で、有効回答人数は525人。集計方法はウェブサイト“DailyBCN”上でのアンケート。男女比は男性が66.6%で、女性は33.4%。