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日経マーケット・アクセス、'99年の携帯情報端末の世界生産台数が605万4000台と発表――Palm OSとEPOC搭載のPDAが大幅な伸び

2000年06月23日 00時00分更新

文● 編集部

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(株)日経BPの会員制データサービス“日経マーケット・アクセス”は23日、'99年の携帯情報端末の世界生産台数が605万4000台に達するという調査結果を発表した。これは、日経マーケット・アクセスが独自調査した数値で、'98年の世界生産台数と比較すると倍増となっている。同社では、2000年第1四半期の世界生産台数も対前年比64.2%増の191万1000台となることから、2000年にもこの増加傾向は続き、2000年の世界生産台数は対前年比76.6%増の1069万2000台になると予想している(詳細は会員向けに公開する)。

同調査では、搭載OS別の生産台数も発表しており、米パームコンピューティング社の『Palm OS』搭載機が325万2000台(シェアは53.7%)、米マイクロソフト社の『Windows CE』搭載機が172万5000台(シェアは28.5%)、英Symbian社の『EPOC』搭載機が53万7000台(シェアは8.9%)となっている。特にPalm OS搭載機については、米パームコンピューティング社が米ハンドスプリング社やソニーなどにPalm OSのライセンス供与を開始したことから、2000年のシェアが対前年比5ポイント増の58.8%になると予想している。また、シェア第3位の『EPOC』搭載機には、英Psion社の『Psion』などがある。なお、EPOCを開発したSymbian社は、'98年6月にPsion社のソフトウェア部門がPsion社から独立して設立された会社。

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