コンパックコンピューター(株)は22日、都内において、“eコマースソリューションセミナー”を開催した。同セミナーでは、同社のeコマースに対する取り組みを説明し、ソリューションパートナーであるeコマースソフト会社のスピーカーが講演を行なった。
コンパック、ソリューション企画推進本部ストラテジックマーケティング企画部eCommerce企画シニアコンサルタントの勝山仁志氏は、「eコマースのアプリケーションとして、ソリューションパートナーのIntershopやCommerce
One、Clarusの製品を提供している。コンパックはPCの会社と思われがちだが、各種のソリューションも提供している。ワンストップでのソリューションを提供できる。日本での戦略は、すでに米国で成功しているリーディングソリューションの導入、ワールドワイドのコンパックでのノウハウを活かし成功に導く」と語った。
eProcurementの構築については、「例えば1億円を投資すれば、1億円のコストダウンができ、1~2年で戻ってくる。パッケージとして提供されているので短期間で導入し、回収が可能」と短期にシステム投資を回収できると説明したが、「これはワークフローもちゃんと変えれば効果が出る。ワークフローを変えずにカスタマイズなんてことをすると、思った通りの効果が出ないことがある」と、システムを入れるだけでなく、そのシステムに適したワークフローに変えてこそ、効果が出るものだと述べた。
ソリューション企画推進本部ストラテジックマーケティング企画部eCommerce企画シニアコンサルタントの勝山仁志氏 |
そのほか、独コンパックコンピュータ社と米コマースワン社が共同で、ドイツテレコムのeProcurementシステムを構築した事例を紹介。米INTERSHOP
Communication社と米Clarus社のスピーカーがそれぞれの製品について説明を行なった。