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コンパック、無停止型並列サーバーの新製品をJ2EE完全準拠に

2000年06月21日 00時00分更新

文● 編集部 高島茂男

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コンパックコンピュータ(株)は21日、都内において、無停止型並列サーバー『NonStop Himalaya S74000』を発表した。同製品は、従来のS72000の上位機種にあたる製品。月額レンタル料金は200万円からで、同日から出荷される。

今回、新たにJava 2 プラットフォーム・エンタープライズ・エディション(J2EE)に完全準拠し、eビジネスシーンでの利用拡大を目指す。

NonStop Himalaya S74000
NonStop Himalaya S74000



同製品は、CPUに米MIPSテクノロジーズ社のR12000を搭載。新たにUltra SCSIをサポートした。サーバー間の接続には“ServerNet II”を搭載し、従来の5倍にあたる毎秒1500MBの転送速度を実現した。

コンパック副社長エンタープライズビジネス統括本部長の河合聰氏は、「システムの重要な要素は、上から順に言うと、無停止、可用性、拡張性。NonStop Himalayaはこれまでも1年に1機種ずつ発表してきた。今回、標準的なアプリケーションの実行環境の製品としてJ2EEに完全準拠とした」と、特定の製品に依存しない実行環境の提供、オープン化の推進のため、J2EEを採用したと語った。

副社長エンタープライズビジネス統括本部長の河合聰氏副社長エンタープライズビジネス統括本部長の河合聰氏

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