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ソニーマーケティング、8ミリテープの“AIT-2”テープドライブ/オートローダーとファイバーチャネル対応の“DTF-2”テープドライブを発売

2000年06月20日 00時00分更新

文● 編集部

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ソニーマーケティング(株)は15日付けで、テープドライブ装置『AIT-S100』と、カセットを4巻収納できるオートローダー『AIT-SA400』を7月下旬に発売すると発表した。併せて、1/2インチテープを用いたテープドライブ『GY-8240FC』を10月下旬に発売すると発表した。

『AIT-S100』
『AIT-S100』



『AIT-S100』は、ソニー(株)が1996年に開発した8ミリテープ採用の“AIT-2”(Advanced Intelligent Tape)規格に準拠したテープドライブ。独自のTCPR-1(Trellis Coded Partial Response-1)変調方式、“ハイパーメタル・リードヘッド”などを採用することで2:1圧縮時に100GBの記憶容量を達成したという。価格はオープン(予想価格は100万円)。転送速度は毎秒12MB(2:1圧縮時)。記憶フォーマットはAIT-2。記録メディアはAMEテープ 36GB/50GB。記憶容量は最大100GB(2:1圧縮時)。インターフェースはUltra Wide LVD/SE SCSI。ヘッドライフは5万時間。サイズは幅189×奥行き262×高さ58mmで、重さは2.3kg。電源はAC100Vで、消費電力は22W。

『AIT-SA400』
『AIT-SA400』



『AIT-SA400』は、記憶容量が400GBで、データ転送速度は毎秒12MBのオートローダー。価格はオープン(予想販売価格は120万円)。カセットのローディング方式は独自の“プッシュ方式”を採用する。これによりテープローテーションのメカニズムがシンプルになり、信頼性を向上させたという。ドライブの搭載台数が1台で、カセットの搭載巻数は4巻。サイズは幅211×奥行き296×高さ109mmで、重さは5.3kg。消費電力は25W。そのほかの仕様は『AIT-S100』と同じ。専用のカセットマガジンなどが付属する。

『GY-8240FC』
『GY-8240FC』



『GY-8240FC』は、2月に発売した1/2インチテープを用いたテープドライブ『GY-8240UWD』のファイバーチャネル対応モデル。価格は600万円。記録フォーマットはDTF-2(DTF-1フォーマットも再生可能)。転送速度は毎秒24MB。記憶容量はLカセットが非圧縮時が200GB(圧縮時は518GB)で、Sカセットは非圧縮時が60GB(圧縮時は154GB)。インターフェースはFibre Cnannel。ヘッドライフは5万時間。サイズは幅315×奥行き480×高さ220mmで、重さは17.5kg。電源はAC100~240Vで、消費電力は260VA。

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