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ソニー、インテルの新CPUを搭載した『バイオノートXR』最上位モデルを発売――話題のバイオノートSR『PCG-SR9/K』は低電圧版モバイルPentium III-600MHz搭載であることも明らかに

2000年06月20日 00時00分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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ソニー(株)は、ハイエンドモデルのA4ノートPC『バイオノートXR』の新製品として、インテルが本日発表した新CPUのインテルSpeedStepテクノロジ対応モバイルPentium III-750MHzを採用した最上位モデル『PCG-XR100E/K』を6月24日に発売する。

インテルSpeedStepテクノロジ対応モバイルPentium III-750MHzを採用した『バイオノートXR』最上位モデル『PCG-XR100E/K』
インテルSpeedStepテクノロジ対応モバイルPentium III-750MHzを採用した『バイオノートXR』最上位モデル『PCG-XR100E/K』



同製品は、既存の『PCG-XR9E/K』のCPUを、インテルSpeedStepテクノロジ対応モバイルPentium III-750MHzにし、各種ポートを装備したパワーアップステーション『PCGA-PSX1』を同梱したモデル。CPU以外のスペックはPCG-XR9E/Kと同じ。

128MBのメモリー(SDRAM)と、18GBのHDD(Ultra-ATA対応)を搭載し、14.1型のXGA対応TFTカラー液晶ディスプレー(1024×768ドット/1677万色)を装備する。グラフィックアクセラレーターは米NeoMagic社製のMagicMedia256XL+(NM2380)で、ビデオメモリーは6MB(ビデオチップに内蔵)。

読み出し20倍速/書き込み4倍速のCD-RWドライブと、3.5型FDD(1.44MB/1.2MB/720KB)を装備する。PCカードスロットはTypeIIIまたはTypeII×2(CardBus対応)、内蔵モデムは56kbps(V.90/K56flex対応)。インターフェースは、プリンターポート、USB、外部ディスプレー出力、i.LINK(S400)、モデム用モジュラージャック、マイク入力、ステレオヘッドホン出力、パワーアップステーション/FDD用コネクター。バッテリー駆動時間はバッテリーパック(S)利用時で2.5~3.5時間。

本体サイズは幅308×奥行き261.2×高さ45mm。重量は2.8kg。OSはWindows 2000 Professionbal。ソフトウェアは、DV動画/静止画入出力ソフト『DVgate Ver.2.1』、動画編集ソフト『Adobe Premiere 5.1 LE 日本語版』、画像管理ソフト『PictureGear Ver.4.1』、パケットライトソフト『DirectCD Ver.3.0』、ライティングソフト『Easy CD Creator 4 Stabdard』などが付属する。

価格はオープンプライスで、推定小売価格が45万円前後。

また、ソニースタイルドットコム・ジャパン(株)は、本日のソニーの製品発表に伴い、同社の運営するECサイト“ソニースタイル”内の“VAIO Style”で、『PCG-XR100E/K』の受注を6月23日11時に開始する。価格は、3年間の修理サービス付きで45万9300円。送料は2000円。

『バイオノートSR』の上位モデル『PCG-SR9/K』も6月24日発売

また同社は、5月16日に発表した話題の次世代モバイルノート『バイオノートSR』の上位モデル『PCG-SR9/K』のCPUについて、インテルが本日発表したインテルSpeedStepテクノロジ対応低電圧版モバイルPentium III-600MHzを採用していることを明らかにし、PCG-SR9/Kの発売日を6月24日とすることを発表した。

一部媒体で“低電圧版モバイルPentium IIIを搭載”と事前に報道されるなど、何かと話題の『バイオノートSR』
一部媒体で“低電圧版モバイルPentium IIIを搭載”と事前に報道されるなど、何かと話題の『バイオノートSR』



同社は、PCG-SR9/Kに採用しているCPUが、製品発表当時インテル側で未発表のものであったため、製品発売日を“6月中旬”とし、これまで正式発売日の公表を控えていた。価格はオープンプライスで、推定小売価格は28万円前後。

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