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日本オラクル、インターネットアプリケーション開発ツール『Oracle Developer R6i』など2製品を発売

2000年06月15日 00時00分更新

文● 編集部

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日本オラクル(株)は15日、インターネットアプリケーション開発ツール『Oracle Developer Release6i』と、『Oracle Developer』で開発したアプリケーションをインターネットプラットフォームで運用するための専用アプリケーションサーバー『Oracle Developer Server Release6i』の出荷を同日開始すると発表した。Developerの対応OSは、Windows 95/98/NT 4.0またはSun SPARC Solaris 2.5.1/2.6で、1開発ライセンスあたりの価格は、Windows版が50万円でSolaris版が75万円。Developer Serverの対応OSは、Windows NT 4.0またはSun SPARC Solaris 2.5.1/2.6で、価格はWindows版/Solaris版それぞれが8同時ユーザー36万円。

両製品は、インターネットプラットフォームでのアプリケーション配布をより簡単に、広範に行なうために機能拡張された。Developerの画面アプリケーション作成ツール“Forms”では、インターネット実行時にHTTPをサポートし、ファイアーウォールなどを介したユーザーに対してアプリケーションを提供できる。SSL(Security Socket Layer)通信の選択が可能となり、サーバー認証などが行なえる。帳票アプリケーション開発ツール“Reports”ではXML出力に対応し、HTTPアクセスだけでOracleデータベースのデータを利用できる。レポート定義ファイルなしで帳票アプリケーションを実行する“Report Runtime Customize”機能や、分析用多次元データベース『Oracle OLAP Server』との連携機能を追加した。RDBMS『Oracle8i R8.1.6』に対応しているほか、今秋出荷予定のERPとCRMを統合したインターネットアプリケーションスイート『Oracle E-Business Suite R11i』のプラットフォームにも採用する予定という。

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