アップルコンピュータ(株)は15日、プロフェッショナル向けのデジタルビデオ編集ソフト『Final
Cut Pro 1.2.5』を発表した。旧バージョン1.2のユーザーを対象に、アップデータの無償提供を同社サイトにおいて同日開始する。また、アップデータを収録したCD-ROMを、アップルソフトウェアアップグレードセンターを通じて有償提供する。価格は2500円(実費のみ)。
Final Cut Pro 1.2.5では、16:9のワイドスクリーンフォーマットでの編集が行なえる。素材の色情報を保持するネイティブYUV処理をサポートした。ファイルサイズを最小化した参照ムービーの作成機能などにより、レンダリング時間を短縮し、ディスクスペースを節約するという。
『Final Cut Pro』との互換性が確認されているハードおよびソフト製品の一覧を同社サイトで提供している。