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アクセス、組込み向けJavaVM『JV-Lite2 Embedded Edition ver.1.0』を発売――“Sun Authorized Virtual Machine”のロゴを取得

2000年06月08日 00時00分更新

文● 編集部

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(株)アクセスは6日、同社の開発した組込み向けJavaバーチャルマシン『JV-Lite』の新しいバージョン『JV-Lite2』が、米サン・マイクロシステムズ社の“EmbeddeJava Compatibility Kit”(EJCK)による互換性テストのプロセスを終了し、同社のJavaテクノロジーとの互換性を保証する、“Sun Authorized Virtual Machine”のロゴを取得したと発表した。同時に『JV-Lite2』を『JV-Lite2 Embedded Edition ver.1.0』として発売したと発表した。価格は非公表。

『JV-Lite2』はメモリーやCPUパワーが限られたシステムでも、Javaの持つアプリケーション開発やデバックの容易さ、移植性の高さといったメリットを生かせるように、最適化したという。Linux、VxWorks、μITRONなどのリアルタイムOS上で動作する。また、アクセスの簡易ウインドウマネージャー“WAVE”(Windows Abstract Virtual Environment)上に実装するため、さまざまなハードウェアプラットフォームに移植できるという。そのほか、アクセスの提供するネットワーキングプロトコルスタック“AVE-TCP”、メールモジュール、組込みウェブサーバー『AVE-HTTPD』、赤外線プロトコルスタック“IrFront”、組込みウェブブラウザー『NetFront/Compact NetFront』、携帯機器向けμITRON仕様リアルタイムOS『μMORE』といったオリジナル製品群と組み合わせることが可能としている。

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