三菱電機(株)は6日、0.3kVAから5kVAクラスの小容量UPS『FREQUPS』シリーズ用のオプションとして、管理ソフト『FREQSHIP
for Java』とネットワークインターフェースカード『Web/SNMPボード』の2製品を7月に発売すると発表した。これらのオプションは、『FREQUPS』シリーズでウェブブラウザーによる遠隔監視や、電源トラブル時のOSの自動シャットダウン・電源監視・イベントログ・コマンド実行・スケジュール運転などを行なえるようにするオプション製品。
『FREQSHIP for Java』(FW-JVU-F)は100パーセントPureJavaアプリケーションの電源管理ソフト。“Java
ランタイム環境”(Java VM)上で動作するため、Java VMを導入することによりさまざまなOS上で利用できる。OS/UPSの自動シャットダウン、モニタリング、電子メールによるブロードキャスト、ロギング、スケジュール運転などの電源管理が行なえる。価格は1万7800円。
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を利用したネットワークマネージャーによるUPS管理ができる。UPS-MIBをサポートするため、日本ヒューレット・パッカード(株)の『HP
Open View』や(株)日立製作所の『JPI』、富士通(株)の『System Walker』といったネットワークマネージャーによる管理ができる。ネットワーク上のデバイスをSNMPを利用して統合的に管理するケースにも対応するという。価格は5万2800円。
* SNMP:Simple Network
Managementの略。ネットワーク上の各種機器を、ネットワーク経由で監視するためのプロトコル。