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東京電子設計、Bluetoothの上位レイヤーのプロトコルスタック『Ubiquitous-Blue』の受注を開始

2000年06月02日 00時00分更新

文● 編集部

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東京電子設計(株)は6月2日、近距離の無線データ通信インターフェース“Bluetooth”*の上位レイヤーのプロトコルスタック『Ubiquitous-Blue(ユビキタス・ブルー)』の受注を開始したと発表した。出荷は9月の予定。価格は個別見積り。

* Bluetooth:最大10mの近距離無線伝送が可能なインターフェース。携帯電話、ノートブックパソコン、携帯情報端末、デジタルカメラ、携帯ゲーム機などの間で無線ネットワーク通信が可能。

『Ubiquitous-Blue』は、SDP、RFCOMM、L2CAP、上位HCI、Core Managerを含み、C言語で記述したソースコード、および開発キットを含んだプロトコルスタック。アプリケーションプロファイルとして、ファイル転送、Generic OBEX、オブジェクトプッシュ、およびLANアクセス等を実現する無線モバイル機器の開発が行なえる。Bluetooth1.0b規格に準拠したアプリケーションプロファイルで、LANアクセス、Generic OBEX、ファイル転送、オブジェクトプッシュをサポートする。Bluetoothの将来版にも順次対応していくという。
パッケージは、Cのソースコード、マニュアルおよび仕様書で構成される。API、Configuration、Device managerのライブラリーのほか、『BT Neighborhood』(半径10m以内にいるBT搭載機器のリストを表示)、『HCI Terminal』(HCIコマンドをBT搭載パソコンへ送信)、『BT Chat』(2つのBT搭載パソコン間でのチャット)などのアプリケーションが付属する。

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