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NTTドコモ、'99年度の連結決算を発表---連結純利益は前年同期比23.1%増の2521億円

2000年05月25日 00時00分更新

文● 編集部

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NTTドコモは24日、'99年度(1999年4月~2000年3月)の連結決算を発表した。連結売上高は前年同期比19.3%増の3兆7186億円、連結営業利益は前年同期比7.3%増の5457億円、連結純利益は前年同期比23.1%増の2521億円。

事業別の実績を見ると、携帯電話事業は、iモードサービスの人気などにより、携帯電話契約件数が前年同期比22.8%増の2936万件。そのうち、iモードサービスの契約件数は560万件で、前年同期の5万件から大幅な伸びとなった。同事業の営業利益は前年同期比16%増の6957億円。また、PHS事業は、PHS一体型携帯電話『Doccimo』(ドッチーモ)の投入や、データ通信サービス“64Kデータ通信”の開始により、PHS契約件数が前年同期比6.9%増の144万件となった。同事業は、996億円の営業損失を計上。そのほか、ポケットベル事業では、契約件数が前年同期比31.6%減の144万件となり、491億円の営業損失を計上。好調な携帯電話事業の営業利益が、PHS事業とポケットベル事業の営業損失を埋める形となった。同社では、2000年度のiモード契約数がコンテンツの充実やJava搭載の携帯電話の投入により、今年度と比較して147%増の1374万件に達すると予測している。

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