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パーソナルメディア、多変量解析も可能な統計解析ソフト『STAT』のLinux/FreeBSD版の発売を開始

2000年05月23日 00時00分更新

文● 編集部

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パーソナルメディア(株)は23日、Linux/FreeBSDに対応した統計解析ソフト『STAT for Linux/BSD』を、同社の通信販売やパソコンソフト販売店を通じて、同日から発売すると発表した。同製品は、基本統計から多変量解析までを網羅した16種類の統計機能を搭載した対話型の統計解析ソフト。これまでUNIX-EWS(エンジニアリングワークステーション)用として販売してきたものを、LinuxとFreeBSD用に移植した。対応OSは、Red Hat Linux 6.1やVine Linux 2.0などの主要LinuxとFreeBSD 3.3。価格は企業向けのものが9万8000円。アカデミック版を購入する場合は、同社への問い合わせが必要。

『STAT for Linux/BSD』
『STAT for Linux/BSD』



統計機能には、基本統計・度数分布・単相関・順位相関・単回帰・段階回帰・重回帰・時系列分析・一因子分散分析・二因子分散分析・三因子分散分析・主成分分析・因子分析・線形計画法・判別分析・各種検定がある。これらは、それぞれ単独の実行モジュールなので、shell scriptから利用できる。英語表示/欠損値処理/出力ファイルの保存が可能。グラフ/表計算ソフトとのデータ連係も可能。統計処理に関する解説や例題などから構成される日本語マニュアル『コンピュータ統計処理入門』も付属する。

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