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米AMD、米Francisco Partnersへコミュニケーション製品部門を売却と発表

2000年05月23日 00時00分更新

文● 編集部

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日本AMD(株)の23日付けの発表によると、米AMD社は現地時間の22日、米Francisco Partners社が、AMDのコミュニケーション製品部門の90%を3億7500万ドル(約401億2500万円)で取得することで合意したと発表した。2000年第3四半期に手続きを完了する予定という。Francisco Partnersは、テクノロジー関連企業の買収と資本再構成投資を専門とする株式会社('99年設立)。AMDは今後、事業の株式資本の10%を保持し、さらに約10%の取得も保証される。また、複数年サービス合意に基づき、ウェハ製造および関連サービスを新会社に提供する。

コミュニケーション製品部門は、テレコムおよびインターネットアクセス・アプリケーション向けICを生産している。同部門の製品には、ISDN製品、SLIC(subscriber line interface circuits:加入者線インターフェース回路)製品、SLAC(subscriber line audio processing circuits:加入者線音声処理回路)製品、インターネットアクセス・システム向けDSL(digital subscriber line)製品などがある。売上げは、'99年が1億6800万ドル(約179億7600万円)で、2000年第1四半期が5950万ドル(約63億6650万円)だった。所属社員は約160名。

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