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EC研究会、ネットビジネスに特化したカリキュラム“電子起業塾”を7月1日に開校

2000年05月23日 00時00分更新

文● 編集部 鹿毛正之

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非営利団体のEC研究会は、ネットビジネス分野での起業を目指す人材の育成を目的に、“電子起業塾”を開校すると発表した。6月中にも母体となる“株式会社電子起業塾”を設立し、7月1日から4ヵ月60時間のカリキュラムを提供する。定員は60名で、受講料は基礎コースで40万円。

電子起業塾の校長を務める佐藤登氏、「教育事業というよりも、インキュベーションの立場で、スタートアップの支援を行なっていきたい」
電子起業塾の校長を務める佐藤登氏、「教育事業というよりも、インキュベーションの立場で、スタートアップの支援を行なっていきたい」



電子起業塾では4ヵ月という短期集中型で、ECビジネスを実践する人材の早期育成を行なうとしている。毎週土曜日に、4時間の集中講義を開講。マーケティング担当と技術担当の専任講師がビジネスサイトを設立・運営するにあたっての実践的なカリキュラムを提供する。教室には横河電機(株)の施設(東京都三鷹市)などを利用する予定。

また、塾生1人につき2名の講師を充て、メーリングリストや掲示板を利用した個別サポートも行なう。このほか、塾生専用のウェブサイトも立ち上げ、塾生同士の交流や相互評価が行なえる場を提供する。コースの終了時には卒業制作としてビジネスサイトの構築を行なうほか、卒業生に対してはEC研究会が持つ人脈やシステム面において、バックアップを行なっていくという。

基礎コース終了後には、希望者に対し“シリコンバレー遠征コース”も用意。6泊8日の遠征研修を行ない、現地ベンチャーキャピタルへのプレゼンなどを行なうとしている。こちらは別途30万円の受講料が必要となる。

EC研究会の代表で、電子起業塾の塾長となる土屋憲太郎氏、「電子起業塾では、開智の場として、触発の場を提供していきたい」
EC研究会の代表で、電子起業塾の塾長となる土屋憲太郎氏、「電子起業塾では、開智の場として、触発の場を提供していきたい」

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