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コンパック、コンシューマー向けPCシリーズ“Presario”夏モデルを発表

2000年05月23日 00時00分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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コンパックコンピュータ(株)は、コンシューマー向けPCシリーズ“Presario”夏モデル新製品を6月上旬に発売すると発表した。5月24日9時より、同社のオンラインショップサイト“コンパック ダイレクトプラス”で予約受付を開始する。

今回の夏モデルは、日本市場向けデザインの春モデルが好評であったことから、春モデルの機能やデザインを継承した製品群となっている。

全シリーズとも、インターネット機能を強化しており、画面上でおすすめサイトを紹介する“アクティブチャンネル”を搭載するほか、キーボード上に、ライコスジャパン(株)と同社による共同サイトへ自動的にジャンプする専用のインターネットキーや、同社サイト“コンパック プレサリオ ショッピングチャネル”にジャンプするインターネットキーを装備する。ISPとの連携では新たに@niftyと協力し、3ヵ月無料で使い放題のサービスを提供する。

デスクトップPC『Presario 3500』シリーズ

スリムタワー型デスクトップPC『Presario 3500』シリーズは、『3571』、『3574』、『3582』、『3583』、『3591』の5モデルが用意されている。

『3571』はCPUにCeleron-566MHzを、『3574』はCPUにCeleron-600MHzをそれぞれ採用したモデル。両モデルとも、64MBのメモリー(SDRAM)と15GBのHDD(Ultra-ATA)を搭載し、40倍速CD-ROMドライブを装備する。

『3582』は、CPUにCeleron-600MHzを採用し、64MBのメモリー(SDRAM)と20GBのHDD(Ultra-ATA)、DVD読み込み10倍速/CD読み込み40倍速のDVD-ROMドライブを搭載する。

『3583』はCPUにPentium III-600EMHzを、『3591』はPentium III-750MHzをそれぞれ採用したモデル。『3583』は64MBメモリー(SDRAM)を、『3591』は128MBメモリー(SDRAM)をそれぞれ搭載する。また、両モデルとも、30GBのHDD(Ultra-ATA)を搭載し、CD-R書き込み4倍速/CD-RW書き込み4倍速/CD読み込み32倍速/CD-R読み込み32倍速/CD-RW読み込み8倍速のCD-R/RWWドライブと、IEEE1394インターフェース×2を装備する。

5モデルとも、チップセットはIntel 810Eで、56kbpsモデム(V.90/K56flex対応)を内蔵する。インターフェースは、本体前面の“回転式クリエイティブウィンドウ”に、USB×2、マイク入力、ヘッドホン出力、スピーカー出力、本体背面に、パラレル、ステレオライン入出力、モデム用モジュラージャック、ディスプレー出力、キーボード、マウス、DVI対応ディスプレー出力、USB×2を装備する。本体サイズは幅86×奥行き340×高さ300mm、重量は6.8kg。

OSはWindows 98 Second Ediotion。ソフトウェアは、動画編集ソフト『Ulead VideoStudio 4』、ライティングソフト『B's Recorder GOLD』、DVD再生ソフト『PowerDVD 2000』などが付属する。

価格はオープンプライス。ダイレクトプラス価格は、『3571』が7万9800円、『3574』が10万4800円、『3582』が11万9800円、『3583』が14万9800円、『3591』が17万9800円。

別売のディスプレーは、15インチCRTディスプレー『MV540』(1024×768ドット)と、17インチフルフラットディスプレー『FS710』(1280×1024ドット)が用意されている。『MV540』は、ディスプレー本体の左右側面に取り付け可能な、着脱式スピーカー“JBL Platinum Series スピーカ”が付属する。このスピーカーはステレオライン入力を装備しており、例えば携帯型の音楽プレーヤーをケーブルで接続すると、PC本体の電源がオフのままでスピーカーを利用できる。ダイレクトプラス価格は、『MV540』が2万円、『FS710』が4万円。

ノートPC『Presario 1600XL』シリーズ

オールインワンノートPC『Presario 1600XL』シリーズは、『16XL 257』と『16XL 258』の2モデルが用意されている。

ノートPC『Presario 1600XL』シリーズ。ディスプレー部分のカラーが“メタリックシルバー”に変更され、ツートンカラーとなったノートPC『Presario 1600XL』シリーズ。ディスプレー部分のカラーが“メタリックシルバー”に変更され、ツートンカラーとなった



『16XL 257』はCPUにCeleron-566MHzを、『16XL 258』はPentium III-600EMHzをそれぞれ採用したモデル。両モデルとも、チップセットはVIA Apollo PM601で、64MBのメモリー(SDRAM)と12GBのHDD(Ultra-ATA)を搭載する。14.1インチTFTカラー液晶ディスプレー(1024×768/1670万色)を装備し、56kbpsモデム(V.90/K56flex)を内蔵する。ポインティングデバイスはスクロール機能付きのタッチパッドで、PCカードスロットはTypeI/II/III×1(CardBus対応)。

インターフェースは、シリアル、パラレル、外部ディスプレー出力、ヘッドホン出力、マイク入力、キーボード/マウス、USB、モデム用モジュラージャック、TV出力、ポートリプリケーター用コネクター。バッテリー駆動時間は2~3時間。本体サイズは幅315×奥行き265×高さ43mm、重量は3.3kg。

OSはWindows 98 Second Edition。Microsoft Office 2000 Personalがプレインストールされている。また、OSを起動しなくても音楽CDの再生が可能な“ディスプレー機能”を搭載する。ダイレクトプラス価格は、『16XL 257』が24万9800円、『16XL 258』が26万9800円。

低価格ノートPC『Presario 1200XL』シリーズ

低価格ノートPC『Presario 1200XL』シリーズは、『12XL 123』と『12XL 124』の2モデルが用意されている。

低価格のオールインワンモデル『Presario 1200XL』シリーズ低価格のオールインワンモデル『Presario 1200XL』シリーズ



両モデルとも、CPUにK6-2-500MHzを採用し、64MBのメモリー(SDRAM)と6GBのHDD(Ultra-ATA)を搭載する。チップセットはVIA MVP4で、13インチHPAカラー液晶ディスプレー(800×600/1670万色)を装備し、56kbpsモデム(V.90/K56flex)を内蔵する。ポインティングデバイスはスクロール機能付きのタッチパッドで、PCカードスロットはTypeI/II/III×1(CardBus対応)。

インターフェースは、シリアル、パラレル、外部ディスプレー出力、ヘッドホン出力、マイク入力、キーボード/マウス、USB、モデム用モジュラージャック。バッテリー駆動時間は2~3時間。本体サイズは幅310×奥行き256×高さ50mm、重量は3.3kg。

OSはWindows 98 Second Edition。『12XL 124』はMicrosoft Office 2000 Personalが付属する。ダイレクトプラス価格は、『12XL 123』が14万9800円、『12XL 124』が16万9800円。

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