アップルコンピュータ(株)の16日の発表によると、米アップルコンピュータ社は現地時間の16日、『Mac
OS X Developer Preview 4』をデベロッパー向けに発表した。これには、米マイクロソフト社の『Internet
Explorer 5』をバンドルするという。また、HotSpot対応のクライアント仮想マシンを備えたJava
2 プラットフォームの“Standard Edition(J2SE)”をサポートする。パブリックβ版のリリースは今夏の予定。製品版となる『バージョン1.0』の発売は2001年1月の予定。動作環境はPowerPC
G3、およびG4プロセッサーと64MB以上のメモリーを搭載するMacintoshとなっている。
併せて同日、ウェブアプリケーションサーバーソフト『WebObjects(ウェブオブジェクツ)』の価格の引き下げと、次期バージョンのWebObjectsが100パーセント“Pure
Java”で書かれることを発表した。これまで5万ドル(約545万円)以上だったWebObjectsのライセンスを699ドル(約7万6000円)まで引き下げるとしている。
また、前日の15日には、『WebObjects』、『QuickTime Streaming Serevr』、および『Mac
OS X』のコンサルティング、インテグレーション、トレーニングサービス等の専門的なサービスを“Apple
iServices(アップルアイサービス)”と呼ぶ組織で提供すると発表した。クリエイティブ、教育、ビジネス市場のユーザーやデベロッパーを対象にサービスを提供するとしている。