日本ヒューレット・パッカード(株)、沖電気工業(株)、日本電気(株)、三菱電機(株)の4社は11日、HPのRISC
CPU『PA-8600-550MHz』や『PA-8500-440MHz』を搭載したUNIXサーバーを発表した。
日本ヒューレット・パッカード
日本HPは、ローエンド薄型サーバー“HP 9000・エンタプライズ・サーバ Aクラス”の『モデルA400』と、『モデルA500』の受注を6月1日に開始し、8月1日に出荷を開始する。『モデルA400』はCPUに『PA-500-440MHz』を搭載し、最大2GBのメモリーを搭載できるベーシックタイプの薄型サーバー。基本仕様はPA-500-440MHz、128MBのメモリー、9GBのHDDとなる。OSは同社の『HP-UX 11』。価格は78万4000円。『モデルA500』はCPUに『PA-8600-550MHz』1個、もしくは『PA-8500-440MHz』を最大2個搭載できるとともに、最大8GBのメモリーを搭載できる薄型サーバー。PCIスロットを4個搭載するので、薄型サーバーとしては高い拡張性と高性能を実現したという。基本仕様はPA-8600-550MHz、256MBのメモリー、9GBのHDDとなる。OSは『HP-UX 11』。価格は199万円。
沖電気工業
沖電気工業はUNIXサーバー『OKITAC(オキタック)9000Aシリーズ』のローエンドモデルとして『OKITAC 9000Aシリーズ A400』と、『同A500』の出荷を8月に発売する。価格はそれぞれ78万4000円と199万円。日本電気
日本電気は、UNIXサーバー『NX7000シリーズ』の低価格な薄型モデルとして『NX7000/A400』(価格は75万円から)と『NX7000/A500』(価格は150万円から)の販売を11日に開始した。出荷は、A400が10月上旬からで、A500は9月上旬から。