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NEC、平成11年度決算を公表――売上高4兆9914億円と前年比5パーセントの増収、当期純利益104億円と改善

2000年05月12日 00時00分更新

文● 編集部 高島茂男

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日本電気(株)は12日、平成11年度('99年度)の連結決算を公表した。それによると、売上高は前年比5パーセント増の4兆9914億円で、営業利益が前年比1072億円増の1104億円、当期純利益が前年比1616億円増の104億円と改善した。

売上高については、通信事業者向けの通信機器が低迷したものの、パソコン、携帯電話機などの好調、半導体、カラー液晶ディスプレーが堅調に推移したために、増収となったとしている。

次期の売上は、米国の先行き不透明感はあるものの、国内外で景気回復基調に転じ、堅調に推移すると見ている。売上高は連結で6パーセント増の5兆3000億円、当期純利益は750億円を見込む。

あわせて6月29日付けの人事異動の内定も発表された。関本忠弘氏と金子尚志氏の両取締役相談役が取締役を退き、相談役となる。

千葉正人氏と杉山峯夫氏の両取締役専務は代表取締役副社長に、杉原瀚司氏と金杉明信氏の両取締役常務は取締役専務に昇進する。

そのほか、取締役に新たに(株)住友銀行の取締役会長である森川敏男氏が、監査役に住友生命相互会社の代表取締役社長である吉田紘一氏が加わる。

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