ロータス(株)は9日、iモードおよびWAP対応の携帯電話から『ロータス
ドミノ
サーバー』へアクセスし、メールやデータベースを参照できるゲートウェイソフトの最新版『ロータス
ドミノ フォンコネクト R1.1』の販売を17日に開始すると発表した。価格は128万円(ユーザー無制限)。対応OSはWindows
NT Server 4.0 Servise Pack 5。
最新版では、日本アイ・ビー・エム(株)の携帯情報端末『WorkPad』に対応しており、PHSなどを使用してウェブベースでドミノサーバーへアクセスできる。セキュリティー面では、ワンタイム・パスワードをサポートしている。API部分をアプリケーション本体から独立させたことにより、画面の表示形式や入力方法をカスタマイズすることが可能になった。
ワンタイム・パスワードは、1回ごとに変更されるパスワードのこと。携帯電話などの端末とは別にパスワードを発行するカード『トークン』を持ち歩き、ユーザーはアクセスするたびにトークンに表示されるパスワードを入力して『ノーツ/ドミノ』へログインする。これを利用するには、ワンタイム・パスワードシステム提供ベンダーとの契約が必要になる。
なお、'99年12月に発売した『ドミノ フォンコネクト R1.0』の購入者に対して、無償でバージョンアップを行なうという。