MacユーザーによるMacユーザーのためのイベント“iWeek 2000~Mac Days in
GW~”が、5月3日から4日間(前夜祭を含む)、大阪アメニティーパーク(OAP)にて開催された。会期中は1万5000人を超える来場者が訪れ、ストリーミング中継サイトもヒット数が述べ1万回を超えるなど、その評価は昨年を上回るものとなった。ここでは、そんな会場の雰囲気を紹介していこう。
人集りの体験コーナーや“iKids”コーナー
2つある展示会場のうち、最上階の38階には、ユーザーズグループやベンダーのブースに並んで、iMacやiBookが自由に使えるハンズオンコーナー“iMac・iBookパビリオン”が設けられ、ここではMac OS X ServerやApple Works6、Final Cut Pro、iMovieなどのソフトを体験できるようになっていた |
もう1つの展示会場は、協賛企業の商品展示や直販もあって、かなりの盛り上がりを見せていた。最もにぎやかだったのは、子供たちにiMacを体験してもらうための“iKids”コーナー。小さな子供たちがお父さんやお母さんに手助けされながら、一生懸命マウスを動かしてエデュテイメントソフトやゲームを楽しむ姿があちこちで見られた |
部屋の奥一面を使った“Macintosh博物館”。ずらりと並んだ歴代Macたちは、すべてMr.Tipsこと立野康一氏のコレクションである |
機種と時間が限られてはいたが、Old Macを実際に手に触れ動かしてみるという貴重な特別体験イベントも行なわれた |
コレクションを提供した立野氏は腕を負傷しつつも毎日会場に姿を見せていた |
いつも人で埋まっていた有志による無料のよろず相談コーナー |
恒例のジャンケン大会は、会期中毎日行なわれ、スタッフと参加者が一体となって盛り上っていた。今年も豪華景品がもりだくさんで、最後の最後まで熱い闘いが繰り広げられた |
ストリーミングのサイトは1万回のアクセス!
今回の大きな目玉の1つが、全イベントを通じて行なわれたストリーミング中継である。担当したのはアップルセンター江坂のストリーミングチームで、会場には編集やストリーミング用のサーバーマシンを持ち込み、ライブ感覚で作業をしていた。G4が横位置ですっぽりと収まる専用ラックは金具も専用のもので、値段はかなりお高いという話だった。そんな努力もあってか、専用ビューワー『iWeekPlayer!』も用意されたサイトには、のべ約1万回のアクセスがあった。また、MMUG(Mobile Mac Users Japan)の有志も、独自の方法でQuickTimeを使ったストリーミング中継をしていたようだ。
ストリーミング中継をするスタッフ |
ストリーミング用のサーバーマシンのG4が横位置ですっぽりと収まる専用ラック |
また、ほかにも会場では、ユーザーグループのMobile Mac Users Japanのスタッフもストリーミング中継にチャレンジしていた。デジタルビデオカメラをPowerBookG3に直接つなげてリアルタイムストリーミングというのスタイルは、これからの標準になっていくかもしれない。
会場の裏にはこんな光景も。車体にはiMacが描かれているアップルのビルボードバスが停められていた |